留学体験記-第1回-寺崎梓(前半)
こんにちは。
クリッジ留学助成をいただき、Stanford University, School of Medicine, Department of Pathologyでポスドクをしています、寺崎 梓と申します。
私の留学体験記をいくつかに分けてご紹介させていただければと思います。
クリッジ留学助成をいただき、Stanford University, School of Medicine, Department of Pathologyでポスドクをしています、寺崎 梓と申します。
私の留学体験記をいくつかに分けてご紹介させていただければと思います。
自己紹介
まずは私自身について、自己紹介です。
現在卒後13年目の乳腺・内分泌外科医で、外科専門医やサブスペシャリティ専門医、学位を取得してから留学しています。
卒後2年の初期臨床研修終了後、外科の医局に入局しました。ここでは肝・胆・膵外科をメインとしながらも、上部消化管、下部消化管、そして乳腺や末梢血管領域まで行っておりました。レジデントであった私は全てのグループを周り、外科専門医を習得しました。その前後で第一子を出産し、サブスペシャリティは乳腺・内分泌外科を希望していたため、現在の筑波大学乳腺・甲状腺・内分泌外科に入局したのは第一子の産休明けでした。クリニカルフェローを行いながら第二子を出産し、大学院に入学、在学中に第三子を出産し、学位取得を経て、現在の留学に至ります。大学院では4年間のうち2年間を主に研究期間に費やしました。
現在卒後13年目の乳腺・内分泌外科医で、外科専門医やサブスペシャリティ専門医、学位を取得してから留学しています。
卒後2年の初期臨床研修終了後、外科の医局に入局しました。ここでは肝・胆・膵外科をメインとしながらも、上部消化管、下部消化管、そして乳腺や末梢血管領域まで行っておりました。レジデントであった私は全てのグループを周り、外科専門医を習得しました。その前後で第一子を出産し、サブスペシャリティは乳腺・内分泌外科を希望していたため、現在の筑波大学乳腺・甲状腺・内分泌外科に入局したのは第一子の産休明けでした。クリニカルフェローを行いながら第二子を出産し、大学院に入学、在学中に第三子を出産し、学位取得を経て、現在の留学に至ります。大学院では4年間のうち2年間を主に研究期間に費やしました。
留学するきっかけ
私が留学をするきっかけは、大学院時代の同じ研究室のラボメンバーからの情報でした。彼女はちょうどご主人の留学に付き添ってから帰ってきたばかりで、彼女の話によると、留学はしたいと思えば、学位取得後ならいくらでも研究室は探せる、自分で見つけることは絶対出来る、というとても印象深い言葉でした。彼女のご主人が留学するきっかけも自分自身で探し、自らオファーを手に入れたようです。
私自身、医学部時代から海外留学にとても興味はあったけど、いざ、結婚して子供を出産してからとなるととてもハードルが高いのではないか、と勝手に自ら諦めていました。しかし彼女の話を聞いているうちに、留学したいという気持ちに火がつき、そこからは自分で様々な研究室のホームページを見て留学先を探すようになりました。具体的には、留学している友人や知り合いの病院・大学のホームページから求人情報を見て、求人を出している研究室のPIに直接連絡を取ってみる、または留学している友人や知り合いに直接求人がないかを問い合わせてみました。結果、2つの研究室のPIと面接を経て、現在の研究室に留学することになりました(もちろん、面接どころかメールも返ってこない研究室はたくさんありました)。現在の研究室を選んだ理由は、有給という待遇だったからです。
私は決して研究スキルが高かったわけではありませんでした。実際に自分のCVを見ても、決して魅力的とは思えません。しかし、現在のPIに後でなぜ私を選んでくれたかを聞いたところ、「もの凄い熱意を感じたから、磨けば光ると思った。」と言われました。つまり、(もちろんPIにもよりますが)1番大事なのは気持ちなのかなと改めて思いました。
私自身、医学部時代から海外留学にとても興味はあったけど、いざ、結婚して子供を出産してからとなるととてもハードルが高いのではないか、と勝手に自ら諦めていました。しかし彼女の話を聞いているうちに、留学したいという気持ちに火がつき、そこからは自分で様々な研究室のホームページを見て留学先を探すようになりました。具体的には、留学している友人や知り合いの病院・大学のホームページから求人情報を見て、求人を出している研究室のPIに直接連絡を取ってみる、または留学している友人や知り合いに直接求人がないかを問い合わせてみました。結果、2つの研究室のPIと面接を経て、現在の研究室に留学することになりました(もちろん、面接どころかメールも返ってこない研究室はたくさんありました)。現在の研究室を選んだ理由は、有給という待遇だったからです。
私は決して研究スキルが高かったわけではありませんでした。実際に自分のCVを見ても、決して魅力的とは思えません。しかし、現在のPIに後でなぜ私を選んでくれたかを聞いたところ、「もの凄い熱意を感じたから、磨けば光ると思った。」と言われました。つまり、(もちろんPIにもよりますが)1番大事なのは気持ちなのかなと改めて思いました。
なぜ留学したいか
ここまで読んでいただくと、私の考えに賛同されない方もたくさんいるのではないか、と思います。それは、研究がしたいのか、留学がしたいのか、目的はどっちなの?ということです。正直に申し上げますと、留学したい≧研究したい、というのが正直な気持ちでした。なぜなら、研究をしたいだけなら別に日本いても十分なのです。
ではなぜそこまで留学にこだわるか。
それは留学することで、研究だけに集中できるからです。基礎研究は臨床医が片手間に出来るものではなく、莫大な時間とお金がかかります。その時間と費用の確保は、臨床医をしながら、ましてや子育てと両立しながら、となるととても難しく、研究環境も含め、少なくとも私にはとても無理でした。そしてもう一つの目的が、留学することでグローバルな環境で違った視点から物事を考えるようになりたい、そして様々な人と知り合いたい、と思ったことです。大きな研究になればなるほど、自分一人の力だけでは何も出来ず、得意な分野を共同で行うことが良い結果につながる最短のプロセスだと思いました。このためにはたくさんの人と知り合い、そして広い視点で物事を考えるようになりたいと思ったのです。
ではなぜそこまで留学にこだわるか。
それは留学することで、研究だけに集中できるからです。基礎研究は臨床医が片手間に出来るものではなく、莫大な時間とお金がかかります。その時間と費用の確保は、臨床医をしながら、ましてや子育てと両立しながら、となるととても難しく、研究環境も含め、少なくとも私にはとても無理でした。そしてもう一つの目的が、留学することでグローバルな環境で違った視点から物事を考えるようになりたい、そして様々な人と知り合いたい、と思ったことです。大きな研究になればなるほど、自分一人の力だけでは何も出来ず、得意な分野を共同で行うことが良い結果につながる最短のプロセスだと思いました。このためにはたくさんの人と知り合い、そして広い視点で物事を考えるようになりたいと思ったのです。
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